砂漠の国からごきげんよう。
中国人オーナーのカフェで働いて、給料をしっかり払ってもらえなかった初めてのオーストラリアでの仕事。次の職を探しやっと雇ってもらえたのは、寿司ロールショップ。
オーストラリアでは寿司ロールが生活の一部になってるというほど、スナックとしても、ランチとしてもサンドイッチ感覚で食べる人が多い。だからオーストラリア全土に寿司ロールショップがある。カフェや寿司ロールショップなどの飲食店は、違法で雇われる可能性も高い仕事だが、その中でもしっかりと法を守って正式に雇ってくれる寿司ロールショップを見つけた。給料はそんなに高くないが、安定していて、シフトもしっかり入れてくれる良心さに魅了され、働いてみることにした。
ちゃんと給料が入ってくることの安心感と、仕事が定期的にあることの安心感を久々に感じた。単純作業で自分の今後のキャリアに不安は感じたが、しばらくの生活費を稼ぐためにここは妥協してできるだけ働いた。
働いて数週間経って、どうしても休みたい日があり、スケジュールの調整をインド人マネージャに申し出た。それが、まさかの事態を引き起こすことになる。
休みも取れると入る時に聞いていたので、この日だけは休みたいと事前から交渉していた。
だが、休みをとってほしくない、それは無理だと言われる。でもずっと働いたし、この日だけはどうしても休まなければならないと懇願したところ、インド人マネージャーの態度が一気に変わった。
ヒステリックになり、もはや冷静に話のできない状態。
そこで、しばらく直接話すのをやめ、メッセージだけで連絡をすることにしたところ、メッセージでもヒステリックさを見せる。なぜか、法的に訴えるとかオーナーに訴えるとか訳のわからないことを言い出した。
ただ休みをとりたかっただけなのに、大ごとになった。
そして休みを取れなくないままその日が来てしまった。
でもこの日はどうしても仕事に行けない。雇った時には寛容だったのに、今となっては有給が取れない。言ってたことと違うじゃないか。
そこで、自分を守るために仮病を使って休んだ。
そしたら、大量の暴力的なメッセージが連続して届いた。さらに、病院に行った証拠を出せとまでのしつこさ。勝手に、自分が悪者にされてるとか、雇用を剥奪するとか訳のわからないことを言い出した。もうこんなマネージャーのもとで働きたくないなと思って、やめると言ったらそれもそれで地雷を踏んだらしい。
暴力的なメッセージに飽き飽きして、韓国人オーナーに連絡をした。
『ごめんなさい。もうこの上司の元で仕事はできない」と。
オーナーはいい人だったが、直属のマネージャーのあまりの幼稚さと人間性の信頼性が失われたことによって、やめるという選択をとった。
もちろんここでも、ワーホリだからという理由でいいように使われる体験をしたのだが、自分のこのやめるという選択が本当に正しかったのか、この時はわからなくなってしまった。
そこから私はワーホリだからいい仕事に就けない、騙されて違法環境で働かされるとすっかりネガティブモードに入ってしまった。
この続きは次回に続く。


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