砂漠の国からごきげんよう。
前回に引き続き、機内で快適に過ごすためのアイテムを機内でもらえるアイテム編で紹介する。
①ブランケット
まずはブランケット。これは多いに越したことはない。
長距離フライトであれば、一人一枚必ず座席にあるが、機内がとても寒くなることもあり正直一枚では足りない時がある。ブランケットを自前で用意できるのが理想だが、荷物も増えるからなかなかそうもできない。一応予備のブランケットはあるが、これまでのフライトでみんな2枚目をもらうシチュエーションを結構見てきたので、売り切れになる前に初めからもらっておくことをお勧めする。私はお客さんとしてフライトする時は、一つは体や足元を覆うものとして、2枚目は頭からかぶって顔や喉の極度の乾燥を防ぐ目的で使う。
②枕
こちらも一人一つの割り当てで座席に置いてあるが、多いに越したことはない。
実はエコノミークラスの長時間フライトで少しでも体を楽にする方法がある。
それは、足元を高くすること。
プレミアムキャビンであれば、足元にフットレストといわれる補助台が設置されていたり、リクライニング機能によってほぼベッド状態になって足元を高くすることができる。
しかし、エコノミークラスは背もたれのリクライニング機能はあるものの、足元への負担軽減の機能がない。
10時間座りっぱなしの状態である。
想像できるだろうか。お尻や太ももへの負担は大きいし、大きく身動きも取れない。筋肉が突っ張る感じ。。。
エコノミークラスで旅する中でいろんな姿勢を試し、いろんなことを試した結果わかったことが、足元を高くすることが下半身の負担を減らすと言うこと。柔らかい枕であれば、長時間足を置いていても快適である。身長の低い人であれば、2個ほど重ねて、足元を高くする、足の長い人であれば一つで十分かもしれない。
あとはシートの硬い部分をカバーする目的で置いてみたり、とにかく柔らかい枕を自分の心地のいいシートにするために最大限利用してみよう。
③水
機内では水をたくさん飲んでほしい。体は思っているよりも極度に乾燥している。
水をたくさん飲むのと飲まないのとでは、雲泥の差。
もし機内でアルコールを摂取するのであれば、多めに水をもらって飲んでほしい。
無料でもらえることもあるので、ジュースやお酒よりも水をとにかく飲もう。
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ブランケットや枕を何個ももらうのは気が引けると思う人もいるかもしれない。しかしCAの立場からして、ぜひとも快適なシートを自分で作って欲しいと思うのには理由がある。
それは、余分な枕やブランケットをお客さんに用意してあげることより、メディカル案件(機内で急に病人が出る)が発生するということの方が私たちにとってもっと大変なことだから。私たちCAはお客様の快適な空間や時間を作るサポートをすることはできる。それでも私たちにできることには限界がある。だからこそ、一人一人が自己管理をすること、工夫をし、自分の快適さを自分で守ることを大事にしてほしい。
同じ長時間フライトでも、工夫次第ではいいフライトにもなるし、最悪なフライトにもなる。
次回は、なぜここまでCAの私が快適な空間や座席を自分で作る工夫をして欲しいと語るかの理由を掘り下げていきたい。


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